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審査に先立ち、
高橋公夫委員長から、議第78号の
付託部分のうち
人件費に関する
部分について先に審査することとし、
当該部分については、各部の
主管課長からそれぞれ
説明を受けた後、一括して
質疑・採決を行う旨の発言があった。
《
人件費》
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第2
款総務費 第3項
戸籍住民基本台帳費、第8項
交通安全対策費
第3
款民生費 第1項
社会福祉費、第2項
児童福祉費、第3項
生活保護費
第4
款衛生費 第1項
保健衛生費
第7
款商工費 第2項
消費者保護費
関係課長からの
説明を了承し、議第78号の
付託部分のうち
人件費に関する
部分については、
全員異議なく可決すべきものと決定した。
《
人件費以外》
【
市民生活部関係】
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第3
款民生費 第1項
社会福祉費(第3目(
後期高齢者医療事業会計への
繰出金及び
介護保険事業会計への
繰出金を除く))
国民健康保険課長からの
説明を了承し、議第78号の
付託部分のうち第3
款第1項
社会福祉費(第3目(
後期高齢者医療事業会計への
繰出金及び
介護保険事業会計への
繰出金を除く))については、
全員異議なく可決すべきものと決定した。
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第3
款民生費 第1項
社会福祉費(第1目のうち
国民健康保険事業会計への
繰出金)
2 議第79号
令和2年度
山形市
国民健康保険事業会計補正予算
国民健康保険課長からの
説明を了承し、議第78号の
付託部分のうち第3
款第1項
社会福祉費(第1目のうち
国民健康保険事業会計への
繰出金)及び議第79号については、
全員異議なく可決すべきものと決定した。
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第3
款民生費 第1項
社会福祉費(第3目のうち
後期高齢者医療事業会計への
繰出金)
3 議第80号
令和2年度
山形市
後期高齢者医療事業会計補正予算
国民健康保険課長からの
説明を了承し、議第78号の
付託部分のうち第3
款第1項
社会福祉費(第3目のうち
後期高齢者医療事業会計への
繰出金)及び議第80号については、
全員異議なく可決すべきものと決定した。
【
健康医療部関係】
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第4
款衛生費 第1項
保健衛生費(第1目、第3目)
関係課長から
説明を受けた後、
質疑に入った。その主なものは次のとおり。
○
折原政信委員 休日
夜間診療所運営費等補助に要する
経費について、休日
夜間診療所の
利用者数はどのくらいか。また、
医師と
看護師を増員させるとのことだが内訳はどうか。
○
保健総務課長 休日
診療所については11月末
時点で昨年度は約5,500名、今年度は約2,000名となっている。
夜間診療所については、11月末
時点で昨年度は約6,500名、今年度は約2,600名となっている。また、現在の休日
診療所、
夜間診療所の
体制については、
医師2名、薬剤師2名、
看護師3名、
事務員4名の合計11名となっている。
医師会からは
患者数の
状況に応じて、
医師1名、
看護師2名程度の増員を行うと聞いている。
○
折原政信委員 高齢者等の
予防接種に要する
経費について、
市内の
医療機関で
インフルエンザ予防接種の予約が取りづらい
状況があるようだが、
インフルエンザワクチンの
流通状況はどうか。
○
健康増進課長 国は昨年よりも12%増の6,300万人分の
ワクチンを用意しており、その約9割は11月末までに各
医療機関に
納入済みで、残りは12月初めに納入される予定であると聞いている。
市内の
医療機関の
在庫状況は把握していない。
○
折原政信委員 市民からの
問合せに答えられるよう
市内医療機関の
在庫状況をある程度把握しておくことも必要であると考えるがどうか。また、既に
インフルエンザの
予防接種を受けた方には
償還払いで
補助するとのことだが、現
時点での
対象者数はどうか。
○
健康増進課長 市内医療機関の
在庫状況の把握については、
市民からの
問合せもあることから、確認できる範囲で対応していきたい。また、
償還払いの
対象者数は10月末
時点で7,739人となっており、
見込み数よりも多くなっている
状況である。
○
折原政信委員 乳幼児等の
予防接種に要する
経費について、妊婦に対する
インフルエンザの
予防接種についても、
償還払いにより
補助するとのことであったが、
対象者数はどうか。
○
母子保健課長 11月末
時点での
申請状況は373件となっている。
○
武田聡委員 休日
夜間診療所の
体制について、
新型コロナセンターとの関連はどうか。
○
健康増進課長 新型コロナセンターについては、日曜日に
ドライブスルー方式で検査を実施する
体制を5月24日から取っており、まだ
実績はないが、
クラスターの発生など事案が発生した場合は実施する方向で考えている。
○
武田聡委員 休日
夜間診療所運営費等補助に要する
経費について、休日
夜間診療所の
体制を強化するために、必要に応じて
医師や
看護師を増員するとのことだが、
新型コロナウイルス感染症の
対応等は行うのか。
○
保健総務課長 休日
夜間診療所は、
初期救急医療を担う
診療所であり、患者に
発熱症状があった場合でも
受入れを断ることはない。
○
武田聡委員 発熱症状等がある場合の
受診について、
年末年始の
医療体制はどうなっているのか。
○
保健総務課長 休日
夜間診療所については12月31日から1月3日まで休日・
夜間とも開所しているが、他の
医療機関については、おおむね12月30日までのところが多いようである。休日
夜間診療所受診者で
新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合は、保健所に連絡の上、
新型コロナ感染症外来へつなげることになる。
○
武田聡委員 新型コロナウイルス感染症と
季節性インフルエンザの
同時流行が懸念される中で、市中の
一般病院やクリニックに対する手だても必要と考えるが、検討していることがあれば示してほしいがどうか。
○
保健総務課長 現在、国から様々な
支援制度が示されており、
インフルエンザの流行に備えて
発熱患者を受け入れる
体制を取った場合については、1
医療機関当たり1日約26万9,000円を上限とする
補助制度がある。
○
武田聡委員 医療現場に対する充足した
補填制度があるのかについては別の機会に確認したい。
○
浅野弥史委員 休日
夜間診療所に対する通常の
補助額は幾らなのか。また、来年度も今年度と
状況は大きく変わらないと考えるが、来年度の
予算要求に対する考えはどうか。
○
保健総務課長 毎年度1,000万円の
補助を行っている。来年度については、今後の
患者数の推移や
医師会の
運営状況を見ながら検討していきたいと考えている。
○
浅野弥史委員 休日
夜間診療所に限らず、
医療機関がしっかりと維持できるような
体制を国や県と協議してほしい。
高齢者等の
予防接種に要する
経費について、
対象者分の
予算措置がなされているのか。また、先ほどの
説明では
接種率が予想よりも高いとのことであったが、
インフルエンザの
予防接種は
予算化した額で足りるのか。
○
健康増進課長 接種率が上がることも想定した
補正予算額となっている。
○
浅野弥史委員 高齢者の
インフルエンザ予防接種に係る
助成額は、今回の
補正予算額で間に合うと考えてよいか。また、
対象者数は何人と見込んでいるのか。
○
健康増進課長 対象となる65歳以上の
高齢者が7万3,699人いるが、今年度は、
インフルエンザの
同時流行に備え、
高齢者の方々に対し
ワクチンの
接種を呼びかけているため、当初の
接種見込み人数よりも多い4万4,000人と見込んでいる。10月末現在の
接種者数は、約3万1,000人となっている。
○
浅野弥史委員 乳幼児等の
予防接種に要する
経費について、妊婦の
インフルエンザの
予防接種補助申請数が373件とのことだが、
接種率はどうか。
○
母子保健課長 対象者数については、
山形市在住の妊婦1,471人と見込んでおり、11月末現在の
接種率は25.4%となっている。
○
佐藤亜希子委員 休日
夜間診療所の
受診率の減少について、
感染を心配した
受診控えがあることは明らかであり、
発熱症状がある人とない人との
動線の
確保など、
対策が必要だと考える。
感染防止対策についても広報が必要と考えるがどうか。
○
保健総務課長 休日
夜間診療所の出入口は2か所あるため、
症状に応じて
動線を分けるなどの対応を行っている。
発熱症状がある方が休日
夜間診療所を
受診する場合、事前に電話をした上で
受診するよう広報やま
がた等で周知を行っている。
年末年始の
診療体制についても12月15日号の広報やまがたで広報する予定である。
○
佐藤亜希子委員 受診者が混乱しないようにしてほしい。
子供に対する
インフルエンザ予防接種の助成についても要望が多いが
検討状況はどうか。
○
母子保健課長 子供に対する
インフルエンザ予防接種の助成については、これまでも検討してきたが、国の動向を見ながら検討していく。
大要以上の後、議第78号の
付託部分のうち第4
款第1項
保健衛生費(第1目、第3目)については、
全員異議なく可決すべきものと決定した。
休 憩 11時04分
再 開 11時09分
【
福祉推進部関係】
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第3
款民生費 第1項
社会福祉費(第1目(
国民健康保険事業会計への
繰出金を除く)、第2目)、第3項
生活保護費
〇
債務負担行為(まんさくの
丘指定管理料、
あたご荘指定管理料)
関係課長から
説明を受けた後、
質疑に入った。その主なものは次のとおり。
○
松井愛委員 福祉灯油購入費等給付事業費について、
非課税世帯を
対象としているが、
新型コロナウイルス感染症等の
影響で
生活が苦しい
人たちに
対象を広げていく考えはあるのか。また、そのような要望や
相談はあるのか。
○
生活福祉課長 福祉灯油購入費等給付事業費については、県が
対象者等を定めている
事業であり、
新型コロナウイルス感染症等の
影響で
生活が困窮している方がすぐに該当するものではないと認識している。また、
生活困窮等の
相談については、今年度当初に
体制を強化したこともあり、
新規相談数が昨年の倍になっている。現在、国でも
緊急小口貸付資金、
福祉貸付、
住居確保給付金の特例など
期間の延長を行っているため、このような
制度を活用しながら対応していく。
○
松井愛委員 生活に困っている方に対し丁寧な
情報提供、
サポート体制、人員の
確保も含め、来年度に向けて強化してほしい。
○
折原政信委員 福祉灯油購入費等給付事業の近年の
申請状況はどうか。
○
福祉推進部長 昨年度は
対象世帯1万3,403
世帯のうち、1万2,117
世帯に支給しており、
予算で見込んだ1万3,000
世帯に対する
執行率は93.2%となっている。平成30年度についても、
予算で見込んだ1万3,000
世帯に対し、
支給実績は1万1,963
世帯となっており、
執行率は92.0%となっている。
○
折原政信委員 しっかりとした周知を行ってほしい。
○
鈴木進委員 利用者が増えることで、
施設職員の質の低下、
人材不足などが心配されるが、
利用者を見守る人員の
確保、質の担保という
部分は大丈夫なのか。
○障がい
福祉課長 それぞれの
サービスごとに
利用者数に対する
職員数の基準がある。人数だけでなく、障がいの程度によっても
配置基準があるため、
事業所は必要な人員の配置ができていると考えている。
処遇面については、
介護職も含め、国が昨年10月の
処遇改善で加算をつけており、
職員の給与に反映できるようにしている。また、
職員の質の担保について、
山形市では年1回、
虐待等権利擁護についての研修を義務づけるなど、
利用者の安全を
確保するための
対策を行っている。
○
鈴木進委員 事業所の中にはグループホームなど、様々な施設を運営し、同じ
職員が複数の
事業所を回り勤務している
状況もあるため、行政としても厳格な運用・基準に則り、障がいがある方も安全、安心に
生活できるような
体制を取ってほしい。
○
佐藤亜希子委員 障がい
児通所給付費、障がい
福祉サービス給付費及び特別障がい
者手当等福祉手当について、毎年この時期にかなりの
補正予算が組まれているが、
サービス利用が必要だった障がい者に対して、
サービス提供が急速に充足してきていると判断してよいのか。また、今後の
見込数と障がい
福祉計画との
関係はどうか。
○障がい
福祉課長 金額の増加については、
サービスの
利用者が、
高齢化及び重度化してきていること、介護してきた家族が
高齢化により介護ができなくなり、
サービス利用が増加していることなどが背景にあると考えている。また、計画との関連については、来年度からの3か年計画を現在策定中であるので、過去の
実績などを参考に
事業者や
利用者への
アンケート調査も行いながら、協議して進めているところである。
○
佐藤亜希子委員 必要な方が
サービスを受けられないことがないように的確なニーズの把握をお願いしたい。
生活保護費の
返還金が計上されているが、
飲食店の現状や非
正規雇用、雇い止めなどが広く報道されている。年末に向けて
生活困窮者の
相談窓口を開設してほしいがどうか。
○
生活福祉課長 報道等で現状は把握している。
生活保護の
申請においては、10月現在、昨年度よりも若干少ない
状況である。年末の
相談については、おととしまで
相談窓口を開設していたが、
新型コロナウイルス感染症の
状況もあるため検討したい。
○
折原政信委員 まんさくの丘及び
あたご荘に係る
指定管理料の
債務負担行為について、前回と比べ
限度額の増減はどうか。
○障がい
福祉課長 まんさくの丘については、前回よりも
サービスの
利用が増え、収入が増加したため、
限度額は下がっている。
○
長寿支援課長 あたご荘については、これまでの
実績を踏まえて見込んだ結果、
限度額が下がっている。
大要以上の後、議第78号の
付託部分のうち
福祉推進部関係については、
全員異議なく可決すべきものと決定した。
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第3
款民生費 第1項
社会福祉費(第3目のうち
介護保険事業会計への
繰出金)
4 議第81号
令和2年度
山形市
介護保険事業会計補正予算
関係課長からの
説明を了承し、議第78号の
付託部分のうち第3
款第1項
社会福祉費(第3目のうち
介護保険事業会計への
繰出金)及び議第81号については、
全員異議なく可決すべきものと決定した。
【
こども未来部関係】
1 議第78号
令和2年度
山形市
一般会計補正予算
〇
歳出 第3
款民生費 第2項
児童福祉費(第1目、第2目、第3目)
〇
債務負担行為(
山形学園指定管理料)
関係課長から
説明を受けた後、
質疑に入った。その主なものは次のとおり。
○
伊藤香織委員 児童の
一般福祉に要する
経費について、
感染症対策を考慮した
可動式ベビーケアルームを
設置するとのことだが、どのような
部分で
感染症対策を行っているのか。また、いつから使用できることになるのか。